こんにちは、住まいの気学の匠庵です。九星気学の運勢で2027年(2027年2月4日〜)を読むときの結論は、年盤が全員共通の天気図、本命星の回座がその中に立つ自分の位置、という二段で見ることです。年盤の巡りで全体運が変わり、本命星ごとに過ごし方の傾向も分かれます。
2027年は丁未(ひのとひつじ)の年で、九紫火星が中宮に入ります。北の五黄殺、南の暗剣殺、北東の歳破は、誰にとっても共通の凶方位です。ただし2026年10月の時点で有効なのは、まだ2026年の年盤になります。
年盤の読み方から本命星別の傾向、引っ越しや家づくりへの落とし込みまでを、一級建築士の目線で順にご案内します。九星気学の基礎から確かめたい方は、先に九星気学とはをご覧ください。
- 2027年の年盤と、立春で切り替わる時期
- 九星それぞれの2027年の傾向と、慎重さが要る星
- 年盤・月盤・日盤の使い分けと運勢の調べ方
- 引っ越しや家づくりを2027年にどう考えるか
九星気学の運勢で見る2027年の全体運

まず全員に共通する土台から確かめます。2027年の年盤の配置、いつから切り替わるのか、誰にとっても避けたい方位はどこか、の3点を順に見ていきます。
2027年は九紫火星が中宮に入る丁未の年
2027年は干支でいうと丁未の年で、九紫火星が盤の中央である中宮に入ります。九星気学では、年ごとに巡るこの盤を年盤と呼びます。九つの星が毎年1つずつ位置を移し、星が盤上を動くことを回座と呼ぶわけです。
ユイ年盤って、占いの中で一番よく聞く言葉ですけれど、結局どういうものなのでしょうか。



年盤は、その年に誰が見ても同じ姿をしている天気図のようなものです。自分の本命星がその中のどこに座るかで、天気図の中の立ち位置が決まります。
配置は、中宮の九紫から数えて北西に一白、西に二黒、北東に三碧、南に四緑、北に五黄、南西に六白、東に七赤、南東に八白と飛んでいきます。占術の理でいえば、この順序は九星が盤を巡る決まりに従ったもので、毎年同じ規則で1つずつずれていきます。
| 位置 | 2027年に座る星 |
|---|---|
| 中宮(中央) | 九紫火星 |
| 北 | 五黄土星 |
| 南 | 四緑木星 |
| 東 | 七赤金星 |
| 西 | 二黒土星 |
| 北東 | 三碧木星 |
| 南東 | 八白土星 |
| 南西 | 六白金星 |
| 北西 | 一白水星 |
私はこのサイトで、占術を「占術の理」「建築の実」「暮らしの利」という3つのものさしで読むことにしています。年盤の配置は占術の理の話で、これが暮らしの中でどう効くかは建築の実と暮らしの利で受け止めます。自分がどの宮に座るのかは、次の章で星ごとに見ていきます。
年盤は毎年1つずつ位置がずれるため、昨年の配置を覚えていても今年には使えません。2027年の表の値で、頭の中を上書きしておくと安心です。九紫火星が中宮に入るということは、本命星が九紫火星の方にとっては八方塞がりの年にあたる、という意味でもあります(詳しくは後の章で扱います)。
2027年の運勢はいつから?立春の2月4日が切り替わり


九星気学の年の境目は、1月1日ではありません。暦のうえの春の始まりである立春で切り替わります。
2027年の立春は2月4日の10時46分で、前日の2月3日が節分です。詳しい時刻は国立天文台 暦要項で公表されています。
立春は二十四節気の一つで、暦のうえで春が始まる日です。毎年2月4日前後にめぐってきますが、日付と時刻は年によって少しずつ動きます。だからこそ、毎年の立春の時刻を暦で確かめる必要があるわけです。
つまり2027年の年盤は、2027年2月4日の10時46分から翌年の節分まで続くことになります。
2026年10月の時点では、まだ2026年の年盤が動いている最中です。年末年始に気持ちが切り替わっても、盤の上ではまだ先の話になります。12月や1月に「来年の運勢」を読むときは、どちらの年盤を使うかで読みが変わるため、占う日が立春の前か後かをまず確かめてください。
- 2026年10月(現在):2026年の年盤が有効
- 2027年2月4日 10時46分:立春で2027年の年盤に切り替わる
- 翌年の節分まで:2027年の年盤が続く



私は1月生まれなのですが、調べると本命星が思っていた星と違うんです。どうしてでしょうか。



年の境目が立春ですから、1月生まれの方は前年の星で数えます。2月4日生まれの方は、その年の立春の時刻より前か後かで変わります。
なお、年盤の切り替わりより前に次の年の気配が出る、という説明を見かけることもあります。この点は、章末のよくある質問でお答えします。
さて、本命星の取り違えはこの占いで一番多いつまずきです。出し方の手順と早見表は本命星の調べ方にまとめていますので、星を決めてから次へ進んでください。
全員に共通する2027年の凶方位は北・南・北東
2027年の年盤には、誰にとっても共通の凶方位が3つあります。五黄土星が座った北が五黄殺、その反対側の南が暗剣殺、十二支の反対側にあたる北東が歳破です。歳破は12方位で見れば丑(北北東)になります。
| 方位 | 凶の名 | 座る星 | 一般にいわれる意味 |
|---|---|---|---|
| 北 | 五黄殺 | 五黄土星 | 強い災い、長期にわたる災いとされる |
| 南 | 暗剣殺 | 四緑木星 | 予期せぬ突発的なトラブルとされる |
| 北東 | 歳破 | 三碧木星 | その年の十二支の反対側にあたる凶方位 |
この3方位は、本命星に関係なく、その年に新しく動く(引っ越しなど)ときに避けたい方位と伝えられてきました。ただし、動かなければ避けようがない、という種類の話でもあります。
建築の実から一つ付け加えます。年の凶方位は毎年位置が動くもので、家の間取りに固定された家相の鬼門などとは別物です。北東は2027年の歳破と、一般に鬼門とされる方位が重なるので混同されやすいのですが、前者は今年限りの話、後者は家そのものの話と分けて読んでください。
凶方位の数え方は流派で異なります。方位を8方位で区切るか12方位で区切るかで、歳破は「北東」とも「丑(北北東)」とも表されます。さらに、凶方位に含める種類も、五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺・歳破・月破の6種とする見方から、定位対冲や小児殺などを加える見方まであります。
他の年の年盤は九星気学の年盤一覧、方位の調べ方の基本は九星気学の方位にまとめています。
本命星別に見る2027年の運勢の傾向


ここからは、年盤の上で自分の本命星がどこに座るかを星ごとに見ます。回座した宮の象意を主な物差しにしつつ、凶方位との重なりで慎重さの度合いを分けて読んでいきます。吉凶の断定ではなく、あくまで傾向としてお読みください。
一白水星・七赤金星・八白土星は動きを起こしやすい年
この3星は、全員共通の凶方位(北・南・北東)と重ならない、または定位対冲の座に入るだけで、2027年は動きを起こしやすい傾向があるとされます。
一白水星は乾宮(北西)に座ります。前進力や突破力が出る一方、主張が強くなりすぎると目上の反感を買いやすい、という読み方があります。宮の象意としては充実と完成の宮で、実りを形にしやすい年です。
七赤金星は震宮(東)に座り、発想や発言力が高まる傾向です。ただし感情が急に動きやすいともされ、勢いのまま言葉を発する前に一呼吸おく余裕が欲しいところです。東は定位対冲の座にあたり、始動と発展の宮でもあります。
八白土星は巽宮(南東)に座り、信頼を得やすく、3星の中でも最も運気が良いと読まれます。が、自己過大評価には注意が必要です。整えと縁の宮で、人との縁を大事にすると流れがよくなる、と読みます。
| 本命星 | 回座宮 | 本命殺/本命的殺 | 象意の要約 |
|---|---|---|---|
| 一白水星 | 乾宮(北西) | 北西/南東 | 前進・突破、充実・完成 |
| 七赤金星 | 震宮(東) | 東/西 | 発想・発言力、発展・始動 |
| 八白土星 | 巽宮(南東) | 南東/北西 | 信頼を得やすい、整えと縁 |
なお、九星気学には、回座した宮に元からいる星と同居して読む同会という見方もあります。一白は六白同会、七赤は三碧同会、八白は四緑同会にあたりますが、ここでは触れるだけにとどめます。
各星の意味を詳しく知りたい方は、この章の最後にご案内する象意一覧をご覧ください。
二黒土星・六白金星は整えと実りの年
二黒土星と六白金星は、凶方位が一重だけ重なる星です。慎重さの度合いは一重と受け止め、生活を大きく揺らさない範囲で整えていく年と読めます。
二黒土星は兌宮(西)に座ります。社交的で開放的になる反面、気分の高まりから衝動買いが増えやすい、という注意があります。
買い物や約束事は一晩おいてから決めるくらいが、ちょうどよい距離感です。本命的殺にあたる東には、定位対冲の七赤が座ります。宮の象意は収穫と楽しみです。
六白金星は坤宮(南西)に座ります。坤は忍耐の宮で、苦手な分野を克服する機会に恵まれやすいとされます。
本命的殺は北東の歳破と重なるため、焦って動くより安定と準備を意識した年です。苦手分野の克服は、勉強や家の片付けなど、小さなことから始めるのが向いています。
まあ、一重と聞くと身構えてしまう方もいるでしょう。が、これは禁止の知らせではなく、足元を見直すきっかけの目印のようなものです。
| 本命星 | 回座宮 | 本命殺/本命的殺 | 象意の要約 |
|---|---|---|---|
| 二黒土星 | 兌宮(西) | 西/東 | 社交的・開放的、収穫・楽しみ |
| 六白金星 | 坤宮(南西) | 南西/北東 | 忍耐、安定・準備 |
同会の考え方で見ると、二黒は七赤同会、六白は二黒同会にあたります。ここも詳しい出し方は別の機会に譲り、まずは宮の象意を手がかりにしてください。
三碧木星・四緑木星・五黄土星は凶方位が重なり慎重さが要る年
この3星は、本命殺や本命的殺が全員共通の凶方位と重なります。重なりが多いほど慎重さの度合いが増える、と読むのが九星気学の基本的な考え方です。
三碧木星は艮宮(北東)に座り、本命殺が歳破と重なります。変化と転換の宮で、節目の年として運気がやや落ち着かない傾向があるとされます。
四緑木星は離宮(南)に座り、本命殺が暗剣殺、本命的殺が五黄殺に重なります。見通しが良く学芸に強いといわれる一方、突然の別れと出会いに注意と読まれる年です。
五黄土星は坎宮(北)に座り、本命殺が五黄殺、本命的殺が暗剣殺と重なります。休眠と低迷の宮とされ、ミスに気づきにくい時期でもありますが、種をまいて準備をする年とも読めます。
| 本命星 | 回座宮 | 重なる凶方位 | 象意の要約 |
|---|---|---|---|
| 三碧木星 | 艮宮(北東) | 本命殺=歳破(1つ) | 変化・転換 |
| 四緑木星 | 離宮(南) | 本命殺=暗剣殺、本命的殺=五黄殺(2つ) | 頂点・露出、突然の別れと出会い |
| 五黄土星 | 坎宮(北) | 本命殺=五黄殺、本命的殺=暗剣殺(2つ) | 休眠・低迷、種まき・準備 |



五黄土星なのですが、大殺界のようで生きづらい年になるのでしょうか。



悪い年と決めつける必要はありません。慎重さが要るというのは、準備しておきなさいという合図です。ミスに気づきにくい年なら、確認の回数を増やせば済みます。
四緑木星の読みは、出典によって幅があります。宮の象意からは見通しが良い年と読め、凶方位の重なりからは難しい年と読む見方もあります。
この食い違いの理由は、後の章でお話しします。同会は、三碧が八白、四緑が九紫、五黄が一白との同会です。凶の意味は、前の章の凶方位の表にあります。
九紫火星は中宮に入る八方塞がりの年


九紫火星は、2027年に中宮に入ります。本命星が中宮に入る年は八方塞がりとされ、9年に1度めぐってきます。中宮に入るため、本命殺や本命的殺のような方位上の凶は生じないとする扱いが一般的ですが、流派により扱いに差があります。
象意としては調整役で、安易な返事や見栄が立往生の原因になりやすい、と読まれます。同会は五黄にあたり、勢いは強いのに自由に動けないという二面性を持つ年とされます。
八方塞がりの評価は、読み方で大きく割れます。
| 大凶とする見方 | 内省・自己啓発の好機とする見方 |
|---|---|
| 動くほど障りが出やすく、年間を通じて慎重に過ごす | 外へ動くより静に価値があり、見直しと学びに向く |
| 新しい契約や大きな決断は避けたい | 準備と点検に時間を使えば、後の流れが整う |
九紫火星の八方塞がりは、大凶の年とする見方と、内省や学びの好機とする見方に分かれます。どちらが正しいかを決める材料は、私は持っていません。
建築の実から言えば、契約済みの工事や、すでに決まった予定を、占術だけを理由に白紙にすることは勧めません。建築士としては、設計の現場で、工程や契約を後から動かすと実務上の不利益が出やすいことを見てきました。八方塞がりの年は、動かす年ではなく、準備と点検に回す年と読むのが住まいの現実に合っています。
すでに着工している工事は、予定どおり進めるのが基本です。計画段階のものは、設計の見直しや資金計画の確認に時間を回すとよいでしょう。
八方塞がりの深掘りは、2027年の八方塞がりの記事をご覧ください。各星の意味は九星気学の象意一覧で確認できます。
同じ本命星でも運勢の読みが食い違う理由
同じ本命星なのに、占いごとに言うことが違う。これはよく聞く声です。理由は大きく3つに分けられると思います。
この分類が適切かどうかは分かりませんが、読みの違いはだいたい次のどれかに当てはまります。
1つ目は物差しの違いです。回座した宮の象意で読む方法と、後天定位盤の星と同会して読む方法とでは、同じ宮でも語り口が変わります。
巽宮は整えと縁と読まれる一方、同会の見方では最高潮と語られ、坎宮は種まきと読まれる一方、停滞と語られます。方向性は概ね同じですが、言葉の強さが違うわけです。
2つ目は、本命星のほかに生まれ月で決まる月命星や傾斜の見方が加わることです。同じ本命星でも現れ方が変わりうるため、年盤だけで決めきれません。3つ目は流派の違いで、凶方位に含める種類や日盤の切り替え時刻によっても、結果が変わります。
| 食い違いの原因 | 見る盤・要素 | 結果の出方 |
|---|---|---|
| 物差しの違い | 宮の象意/同会判断 | 同じ宮でも言葉の強さが変わる |
| 月命星・傾斜 | 生まれ月で決まる星 | 本命星だけの読みと違う出方をする |
| 流派の違い | 凶方位の種類・日盤の切替 | 吉方位の数や吉凶の評価が変わる |



そんなにバラバラだと、結局どれを信じればいいのか分からなくなります。



どれか1つを信じ込むより、参考として並べて読むのがよいと思います。当たらないと感じたときは、物差しが違っただけという場合も多いのです。
最終的にはご自身の状況と合わせてご判断を。占いは「傾向」を知る材料であって、答えそのものではありません。個別に命式を詳しく見てほしい場合は、鑑定の場で話を聞いてもらうのも1つの方法です。
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九星気学の運勢の調べ方と2027年の住まいへの活かし方


ここからは実践編です。自分で運勢を調べる手順、盤の使い分け、そして引っ越しや家づくりの判断にどう落とし込むかを、建築士の目線で順に見ていきます。
本命星と年盤から2027年の運勢を読む手順


自分で2027年の運勢を調べる手順は、一般論として次の5段階で進められます。順番に確かめれば、慌てずに読めます。
- 本命星を確かめる(立春で年が切り替わる)
- 2027年の年盤で、本命星が座る宮を見る
- その宮の象意(傾向)を見る
- 五黄殺・暗剣殺・歳破・本命殺・本命的殺に当たるか確認する
- 必要なら月盤や日盤も重ねて見る
①は、1月1日から立春前日までに生まれた方は前年の星で数えます。②と③は、前の章の星別の表で確かめられます。
④は、全員共通の3方位と、自分の本命殺・本命的殺が重なるかを見る作業です。重なりが多いほど慎重さが要る、というのが基本の読み方になります。紙に書き出して照らし合わせると、見落としが減ります。
③の象意は、吉凶のラベルではなく傾向の言葉です。たとえば坎宮なら静かに準備する、巽宮なら整えと縁、というように、その年の過ごし方のヒントとして読んでください。
⑤の月盤・日盤は、次の章で使い分けを見ます。後天定位盤との照合(同会)という方法もありますが、読み方に習熟が要るため、まずは宮の象意だけで十分です。
私はこのように認識しています。ここに書いたことが唯一の正解とは限りませんので、ご了承ください。
さて、最初のうちは、手順を飛ばさず1つずつ書き出して確かめるのがいちばん確実な方法です。早見表を見ながら、本命星の取り違えだけは避けたいところです。2月生まれの方は、とくに立春の日時との前後を確かめてください。
早見表は本命星の調べ方に載せています。
年盤・月盤・日盤の使い分け


盤には年盤のほかに、月盤・日盤・時盤があります。年盤は1年(立春で切り替わる)、月盤は1か月(節入りで切り替わる)、日盤は1日、時盤は2時間が周期です。3つの盤は同時に存在していて、重ねて読むのが基本です。
| 盤 | 周期 | 主な使いどころ(流派により目安が異なる) |
|---|---|---|
| 年盤 | 1年 | 引っ越し、3泊4日以上の国内旅行、海外など長期の移動 |
| 月盤 | 1か月 | 1泊2日〜2泊3日程度の移動 |
| 日盤 | 1日 | 日帰りや日常の外出 |
長く影響するものほど年盤を優先し、短い移動は月盤や日盤で見るのが基本です。年盤が良くても日盤が悪ければ大事な決断は日をずらす、年盤が八方塞がりでも月盤の良い月は動ける、といった重ね読みもされます。
日盤の切り替え時刻は、0時とする見方と、23時とする伝統的な見方があります。距離の目安(500kmや200kmなど)も流派ごとに数字が違うため、ここでは考え方の枠だけをお伝えします。
詳しい月盤の見方や9年の周期は、別記事の九星気学のバイオリズムに譲ります。
次の章でご紹介するツールが自動で出すのは年盤と吉方位までです。月盤や日盤まで自分で確かめたいときは、2027年版の九星暦や手帳が1冊あると便利です。立春や節入りの日時が載っているので、盤の切り替わりを暦の上で追いやすくなります。
2027年の引っ越し・家づくりの時期と凶方位の考え方


引っ越しや家づくりを2027年にするかどうかは、気学の都合より先に、予算・住宅ローン・子どもの進学・家族の転機・工事の工程といった暮らしの事情で決まります。建築士として時期の相談を受けるときも、まずこの順に確かめます。
- 予算とローン(頭金、金利、返済計画)
- 家族の転機(進学、転勤、同居など)
- 工事の工程(設計、確認申請、着工、引渡し)
- そのうえで、気になる人は吉方位や根付けを足す
時期の希望と、引渡しや着工の工程が合わない場面が少なくありません。そのときは、年運の都合と工程のどちらを優先したいかを一緒に整理するところから始めます。占術の理が望む時期と、建築の実が許す時期がぶつかったら、断定せず両方の事情を並べて、暮らしの利から落としどころを探すわけです。
立春(2027年2月4日10時46分)の前後に着工や引っ越しをする場合の扱いは、流派や鑑定家によって考え方が分かれます。ここで断定はしません。北東の歳破は、鬼門とされる北東と重なるため混同されやすい点も、前の章で触れたとおりです。
九紫火星の八方塞がりの年に新居の購入や新築契約を避けるという伝統的な考え方はありますが、決まった禁止ではないと考える人もいます。契約済みの工事を占術だけを理由に白紙にしない、という線引きを先に決めておくと、判断がぶれにくくなります。



動かせない水回りや玄関の位置を、年の凶方位のために変えるのは現実的ではありません。気になるなら、家具の配置や掃除、出入りの習慣のような、生活の側でできる調整から始めてください。
設計や工事の具体的な判断は、建築士・施工業者にご相談を。占術の都合だけで工期や仕様を変えると、費用や保証の面で不利になることがあります。
工期や費用、契約条件は、物件や地域、時期によって変わります。ここに書いたのは一般的な考え方で、個別の判断は建築士・施工業者にご相談ください。
無料ツールで本命星と2027年の吉方位を確かめる


自分で表を引くのが大変な方は、無料の九星気学ツールで本命星と年盤を確かめられます。難しい計算は不要で、手元の生年月日だけで進められます。
- 生年月日を入力して、本命星を確かめる
- 年盤と、年盤にもとづく吉方位を表示する
- 結果を、この記事の星別の表と照らし合わせる
ツールが出せるのは年盤と吉方位までです。月命星や12方位の見方、流派の違いによって、吉方位の結果が変わることもあるため、あくまで参考として受け止めてください。出てきた吉方位は、引っ越しを計画するときのメモとして残しておくと役立ちます。
2026年10月の時点では、まだ2026年の年盤が有効です。
2027年の年盤は、立春(2027年2月4日)以降のものとして確かめてください。立春の前後に調べるときは、どちらの年の盤が表示されているかを画面で見ておくと、取り違えを防げます。星と宮の傾向は、前の章の星別の表に戻って読み合わせると、結果の意味がつかみやすくなります。
さて、結果が出たら、吉方位の数に一喜一憂しないことが大切です。吉方位は、年盤だけで見た一般論にすぎません。引っ越しなど大きな判断では、暮らしの事情を優先してください。
あわせて、九星気学のバイオリズムと本命星の調べ方も参考になります。
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最後に、読者の方からよく聞く疑問に答えたうえで、2027年を暮らしにどう活かすかをまとめます。
よくある質問
Q. 2027年の八方塞がりの九紫火星は何もしないほうがよい?
何もしない年と決めつける必要はありません。八方塞がりを大凶とみる流派がある一方、内省や準備に向く年と読む見方もあります。契約済みの工事や予定を占術だけを理由に白紙にはせず、点検や計画の見直しに時間を充てる読み方が現実的です。
Q. 2月4日・1月生まれの本命星は?
九星気学の年の境目は元日ではなく立春です。2027年の立春は2月4日10時46分で、1月生まれの方は前年の星で数えます。2月4日生まれは時刻で決まり、早見表は本命星の調べ方で確かめられます。
Q. 年運は前年10月ごろから前倒しで入る?
月盤の影響を理由に、前年の秋ごろから次の年の気配が出ると説明する人もいます。ただ、年盤そのものが切り替わるのは立春で、2027年なら2027年2月4日です。前倒しで切り替わると言い切ることはできず、2026年10月の時点では2026年の年盤で考えるのが基本です。
Q. 同じ本命星の人は皆同じ運勢?
傾向は似ますが、全員が同じになるわけではありません。生まれ月で決まる月命星や傾斜の見方、同会の考え方、流派の物差しによって、読みが変わるためです。年盤の結果は参考にとどめ、ご自身の状況と合わせて受け止めてください。
九星気学で見る2027年の運勢のまとめ
2027年は、年盤が全員共通の天気図、本命星の回座が自分の立ち位置、という二段で読む年です。住まいの行動は、予算と工程を先にして、方位の工夫は後から足すのが基本になります。



運勢は、読み方を知っておくと落ち着いて受け止められます。2027年の立春までは、まだ時間があります。いまのうちに本命星と家族の予定を書き出しておくと、判断が楽になりますよ。
- ✓ 2027年の年盤は2027年2月4日10時46分の立春から翌年の節分までと確認した
- ✓ 2027年は丁未で九紫火星が中宮に入る年だと年盤の表で自分の目で確かめて理解した
- ✓ 北の五黄殺と南の暗剣殺と北東の歳破が全員共通の凶方位だと把握し自宅の地図でも確かめた
- ✓ 自分の本命星は立春前に生まれたなら前年の星になると生年月日で確かめて把握し忘れないようにする
- ✓ 本命星が座る宮と本命殺や本命的殺にあたる方位を2027年の年盤で書き出して確かめた
- ✓ 宮の象意は吉凶を断定するものではなく今年の傾向を読む手がかりだと受け止めて活用する
- ✓ 凶方位が重なる星ほど慎重さが要るがそれは禁止ではなく準備の合図だと落ち着いて理解した
- ✓ 九紫火星の八方塞がりは動かない年ではなく準備と点検に回す年という読み方も知っておく
- ✓ 運勢の評価が流派や物差しで大凶と好機に割れる理由を押さえあくまで参考にとどめると決めた
- ✓ 同じ本命星でも月命星や傾斜の見方で読みが変わりうることを理解し結果に一喜一憂しない
- ✓ 年盤と月盤と日盤は動く距離と期間の長さで使い分けるものだと整理して実践することにした
- ✓ 年の凶方位は毎年動くもので家相の固定された間取りの判断とは別物だと区別して考える
- ✓ 契約済みの工事や引っ越しを占術だけの理由で白紙にはしないという線引きを自分で決めた
- ✓ 引っ越しや家づくりは予算と工程と家族の事情を優先し方位の工夫は後から足すと決めた
- ✓ 最終的な判断は自分の状況と合わせて決め必要に応じて建築士や施工業者にも相談すると決めた
2027年の運勢は、年盤という全員共通の天気図と、本命星の回座という自分の立ち位置の二段で読みます。凶方位が重なる星も禁止ではなく準備の合図です。最終的にはご自身の状況と合わせてご判断を、工事や契約は建築士・施工業者にご相談を。
基礎から読み直したい方は、九星気学とはに戻ってご確認ください。
年盤や方位、本命星の調べ方、月運の見方をさらに詳しく知りたい方は、次の記事もあわせてご覧ください。





