「風水 間取り シミュレーション」で検索してみたのに、専用の診断アプリがなかなか見つからず、気づけば住宅一括比較サービスの資料請求フォームにたどり着いていた——そんな経験はありませんか。ハウスメーカーからもらった間取り図を前に、「これは風水的に大丈夫なのか」を自分で確かめたいのに、確かめる手段が見当たらない。中古マンションの購入を控え、「この部屋は変えられないけれど、住んでも平気なのか」と気になっている方も同じもどかしさを感じているはずです。
結論からお伝えすると、風水を自動で反映してくれる間取りシミュレーションアプリは、2026年8月時点でほぼ存在しません。ただし、それは「自分で確認する方法がない」という意味ではありません。
私は一級建築士として住宅設計に携わりながら、家相・風水など東洋の占術を研究してきました。この記事では、間取り図と方位磁石さえあれば今日から始められるセルフチェックの手順を、建築の実務知識を交えて体系的にご紹介します。
- 風水特化の間取りシミュレーションアプリが実質存在しない理由と、代わりにできること
- 家の中心(太極)の出し方、真北と磁北のズレなど、自分でできるセルフチェックの手順
- 賃貸・中古マンションと新築・注文住宅、それぞれの場面での活かし方
- セルフチェックでできることの限界と、プロに相談すべきタイミング
風水×間取りシミュレーションの基礎と流派の違い

「風水 間取り シミュレーション」で検索して見えてくる実態
このキーワードで検索上位に出てくる記事を実際に確認すると、共通する傾向が見えてきます。多くが「風水を反映した間取りシミュレーションは可能か?」という問いを立てながら、実際の中身は方位確認アプリの紹介か、タウンライフ家づくりのような住宅一括比較サービスへの送客で終わっているのです。「間取り図を入力すれば風水で自動診断してくれる」という、読者が本当に求めている体験を単体で提供しているサイトは、見当たらないのが実情です。
ユイえ、じゃあ結局、風水を反映したシミュレーションって意味がないってことですか……?



そうではありません。風水専用の「入力するだけで自動診断」というツールは現状ほぼ存在しませんが、それは「自分で確認する手立てがない」という意味ではないんです。
①自分で間取り図を作る、②方位盤を重ねて傾向をつかむ、③自動計算ツールで数値化する、④それでも判断がつかない部分は専門家に相談する——この4段階に分けて考えれば、今日からできることはたくさんあります。この記事では、その手順を順番にお伝えしていきますね。
なお、当サイトには「良い間取りの完成形」を場所別に紹介した【建築士監修】風水で良い間取りの例7選|玄関・水回りの正解という記事もあります。あちらが「正解のイメージを見る」記事だとすれば、この記事は「ご自宅の間取り図を自分でどう診断するか」という手順書です。目的に応じて使い分けてください。
八宅派・玄空飛星派・日本式家相、流派で異なる間取りの見方


風水・家相と一口に言っても、間取りの見方は流派によって異なります。ここでは代表的な3つの考え方を、骨子だけ簡潔にご紹介します。



まず押さえておきたいのが、中国発祥の「風水」と日本の「家相」は成り立ちが違うということです。風水は陰陽五行説を基礎に「吉相を積極的に探す」アプローチであるのに対し、家相は江戸時代後期に日本で流行し、風水に日本独自の鬼門説や陰陽道の方忌みが融合して成立した「凶事を避ける」消極的なアプローチとされています。
代表的な流派の見方は次のとおりです。
- 八宅派(はったくは):住む人の生年から「本命卦」を算出し、玄関の向きから出す「宅卦」との相性で、東四命・西四命という2グループに分けて吉凶方位を判定する流派です
- 玄空飛星派(げんくうひせいは):「三元九運」という時間軸の考え方と、九星を配置した「飛星盤」を組み合わせ、「いつ・どこに住むか」で吉凶を見る技法とされています。2024年から新たな運の期間に入ったとされますが、起点年には流派内でも諸説があるとされ、断定できる話ではありません
- 日本式家相:鬼門・裏鬼門や、建物の凹凸である「張り・欠け」を中心に、凶事を避ける視点で間取りを見る、日本で広く知られた考え方です
八宅派は住む人の命卦、玄空飛星派は時間軸、日本式家相は方位そのものと、それぞれ重視する軸が異なります。同じ間取りでも、どの流派で見るかによって吉凶の判定が食い違うことがあるという前提を、まず押さえておいてください。
同じ間取りでも、どの流派で見るかによって吉凶の判定が食い違うことがあります。特定の流派の結果だけを絶対視せず、「見方はひとつではない」という前提で読み進めていただくのが安全です。
鬼門・裏鬼門と間取りの関係
日本式家相でもっともよく知られているのが「鬼門」「裏鬼門」という考え方です。鬼門は北東(丑寅の方角)、裏鬼門は南西を指し、いずれも陰陽道では気が不安定になりやすい方位とされています。
古くから伝わる言い伝えに「鬼門と裏鬼門に三備を設けず」というものがあります。北東は冬場の寒さや湿気、通気の問題から浴室を避け、南西は夏場の日射で室温が上がりやすいためキッチンに不向き、という伝統的な知恵です。ただし、これは「絶対に凶相になる」という意味ではなく、あくまで気をつけたほうがよいとされる目安だと理解してください。
実際、南西の方位については、流派によって評価の重みが異なります。裏鬼門にあたる南西の部屋の風水的な意味を、日本式家相・八宅派・玄空飛星派の3つの見方で比較した風水で南西の部屋は本当にNG?建築士が流派3つの見解と対策を解説で詳しく解説していますので、鬼門・裏鬼門に該当する部屋がある方はあわせてご覧ください。「鬼門に水回りがあるから絶対にだめ」と断定するのではなく、流派ごとの見方の違いを知ったうえで、ご自宅の事情と照らし合わせて考えることが大切です。
欠けと張り、正中線・四隅線という基礎用語
セルフチェックの手順に入る前に、家相・風水でよく使われる基礎用語を先に整理しておきましょう。
- 張り:建物が凸状に出っ張っている形状のこと
- 欠け:建物が凹状にへこんでいる形状のこと。鬼門・裏鬼門にあたる部分の欠けは、家族のトラブルの元になりやすいとされています
- 正中線:家の中心を通り、東西南北を結ぶ基準線
- 四隅線:家の中心を通り、対角(北東・南東・南西・北西)を結ぶ基準線
- 鬼門線:中心点から鬼門(北東)と裏鬼門(南西)を結ぶ線
これらはすべて「家の中心」を基準に引かれる線です。つまり、張り・欠けの判定も、鬼門・裏鬼門の位置判定も、まず家の中心をどこに置くかが決まらないと始まりません。
次の章では、この「家の中心」の出し方から、実際のセルフチェックの手順に入っていきます。用語だけ知っていても実践できなければ意味がありませんので、ここからは間取り図を手元に用意しながら読み進めていただくのがおすすめです。
間取り図でできるセルフチェックの手順


セルフチェックに必要なもの
セルフチェックに必要なものは、実はシンプルです。①ご自宅の間取り図、②方位磁石(スマホのコンパスアプリでも代用可)、この2つだけあれば始められます。
間取り図が手元にない場合は、無料の間取り作成アプリで作ることもできます。代表的なものを整理すると次のとおりです。
| 名称 | 提供元 | 対応環境 | 料金 |
|---|---|---|---|
| マイホームクラウド | リビン・テクノロジーズ株式会社 | Webブラウザ(PC/スマホ/iPad) | 無料(最大5件保存) |
| 間取りTouch+ | Magichour Corporation | iPhone/iPad専用(PC非対応) | 無料 |
| 3Dマイホームデザイナー | メガソフト株式会社 | Windows PC | 有料(買い切り) |
| SweetHome 3D | オープンソース | PC/Mac | 無料 |
3Dマイホームデザイナーの価格はシリーズや年式により変動するため、上記は執筆時点(2026年8月)の目安としてご覧ください。購入前に公式サイトで最新の価格・バージョンをご確認ください。
ここで大切な注意点があります。これらは「間取り図を作る」ためのツールであり、家相・風水の吉凶を自動で判定する機能を備えているとは限りません。公式情報でも家相判定機能の明記は確認できませんでした。
「間取りを作るツール」と「風水・家相を判定するツール」は別物だと知っておくと、この先の手順に迷わずに進めます。間取り図が用意できたら、次はいよいよ「家の中心」を求めていきましょう。
家の中心(太極)の出し方


家相学で「中心」とされるのは、建物1階の重心です。土台の上で壁と天井に囲まれた部分、つまり基礎の外周部分を対象に、対角線法(外周の対角線を結んで交点を求める方法)や重心法(凹凸のある形状を長方形に分解して重心を求める方法)などで算出します。
ここで気をつけたいのが、中心の出し方によって結果が変わりうるという点です。



私の鑑定経験では、同じ間取りでも中心の出し方(対角線法か重心法か)によって、張り・欠けの判定結果が変わることがあります。ですので、まずはどちらか一つの出し方に統一してから吉凶を見るよう、いつもお伝えしています。
L字型やコの字型など凹凸の多い間取りほど、この違いが結果に影響しやすくなります。ご自宅がシンプルな長方形に近い場合は対角線法で十分ですが、凹凸が大きい場合は重心法のほうが実態に近い中心が求められるとされています。玄関ポーチやベランダのように屋根の有無や構造上の扱いが曖昧な部分を中心の算出に含めるかどうかも、結果を左右する要因の一つです。
迷った場合は、ハウスメーカーや工務店に「外形として矩形に含めるべきか」を確認しておくと、より正確な中心を求められます。中心が決まったら、次はその中心を基準にした「北」をどちらに設定するか、という重要な分岐点に進みます。
北の基準を合わせる(真北と磁北のズレ)


ここが、この記事でもっともお伝えしたい建築の実務知識です。建築士が図面で使う「北」は、地図上の北である「真北」です。一方、家相で伝統的に使われてきた「北」は、方位磁石が指す「磁北」であることが多く、この2つの北にはズレが生じます。
設計の現場では、施主から家相・鬼門への懸念を相談されることが一般的に多くあります。真北で描いた設計図と、施主がスマホの方位磁石アプリで確認した磁北表示がズレていて、「鬼門の位置が図面と違う」と混乱が生じるケースは、実務上よくある論点です。
国土地理院の地磁気に関する解説によれば、方位磁石が指す北と地図上の真北のズレ(偏角)は場所によって異なり、日本国内では概ね北から西にずれる傾向があるとされています。地域差があるため、正確な数値はお住まいの地域で確認するのが望ましいですが、東京付近ではおおむね7度前後とされることが多いようです。この数度のズレが、鬼門・裏鬼門の位置判定そのものをずらしてしまうリスクにつながります。
方位磁石で実測する際は、金属や家電の影響を避けるため、地面から1mほど離した状態で、雑誌など水平な場所の上に置いて測定するのが望ましいとされています。スマホの近くやスチール机の上での測定は誤差が出やすいので避けてください。
真北か磁北か、どちらを基準にするかは家相家の中でも立場が分かれる流派差でもあります。まずは「自分が今どちらの北で図面を見ているか」を意識するだけでも、判定の精度は大きく変わります。
方位盤を重ねて傾向を見る


家の中心と北の基準が決まったら、いよいよ方位盤を重ねて傾向を見る段階です。ここで役立つのが「家相方位盤配置アプリ」という、社団法人家相建築設計推進協会が提供しているWebアプリです。
使い方は、①間取り画像をアップロードして重心点を算出、②磁北を設定、③家相方位盤を重ね合わせる、という2段階(実質3ステップ)の流れになっています。鬼門・十二支方位・九星方位・張り欠けの判断を補助してくれます。
ただし、大切な注意点があります。協会自身が「簡易的なものであり精度は保証しない」旨を明記しています。この免責は必ず頭に入れておいてください。



クライアントによくお伝えするのは、無料の間取りシミュレーションアプリでラフ案を作ってから相談に来られる方が増えている、ということです。ただ、アプリ上の方位表示が自動取得なのかユーザー入力なのかを確認しないまま、鬼門の判定だけを鵜呑みにしてしまうケースがあります。方位盤アプリはあくまで「傾向をつかむ」ための道具であり、それ単体で最終判断をするものではない、という位置づけで使うのが安全です。
なお、方位を活かす行動としては、住む人自身の生まれ星(本命星)を調べることも役立ちます。九星気学における自分の星の調べ方は九星気学で自分の星(本命星)を調べる方法!1月・2月生まれの注意点も解説で詳しく解説していますので、間取りの方位チェックとあわせて確認してみてください。
ここまでが「自分の手で」できる方位盤の重ね方です。次は、この考え方を自動で計算できる当サイトのツールをご紹介します。
自社ツールで風水を実際に計算してみる


ここまでご紹介した手順は、いずれも「自分の手」で家の中心を出し、北の基準を合わせ、方位盤を重ねるという作業でした。慣れないうちは、この一連の作業に手間を感じる方も多いはずです。
あなたの家の「吉方位」、ご存じですか?
生年月日と自宅の向きを入れるだけ。本命卦・八宅の吉凶8方位を自動診断し、住まいの風水を100点満点でスコア化します。
風水 自動計算ツールを使ってみる →当サイトの風水自動計算ツールは、ここまでお伝えしてきた「家の中心を出し、北の基準を合わせ、方位を判定する」という考え方を、入力項目に沿って進めるだけで自動で計算できるツールです。競合の記事の多くが方位確認アプリの紹介や住宅一括比較サービスへの送客で終わる中、当サイトが提供しているのは、実際に風水の考え方に沿った計算を試せる数少ない体験です。
手動での確認手順を理解したうえでツールを使うと、結果の意味もより深く理解できるはずです。まずは一度、ご自宅の情報を入力して傾向をつかんでみてください。
診断結果を住まいづくりにどう活かすか


気になる箇所が見つかったときの考え方
セルフチェックを進めていくと、鬼門に水回りがある、家の中心に階段がある、といった「気になる箇所」が見つかることがあります。ここで大切なのは、慌てて全部を変えようとしないことです。



うちも鬼門にトイレがあることが分かってしまって……。でも間取りはもう変えられないんです。動かせない部分はどうしたらいいんでしょうか。



まず、気になる箇所を「変えられる要素」と「変えられない要素」に切り分けて考えてみましょう。構造や水回りの位置そのものは、リフォームでもない限り簡単には動かせません。
一方で、色・インテリア・整理整頓・使い方の工夫は、今すぐにでも変えられる要素です。動かせない部分にばかり目を向けると不安が大きくなりますが、変えられる部分から一つずつ整えていくことは、誰にでもできます。
このフレームで考えると、「凶相だから住めない」ではなく「凶相とされる要素に、変えられる範囲でどう対処するか」という現実的な問いに変わります。次の項目では、この「変えられる要素」を、住まいの形態別に具体的にご紹介していきます。
賃貸・中古マンションでできる現実的な工夫
中古マンションを購入予定の方、賃貸にお住まいの方にとって、構造や水回りの位置を変えることは現実的ではありません。だからこそ、「変えられる要素」への工夫を厚めにご紹介します。
- インテリアの色:気になる方位の五行に合う色を、カーテン・ラグ・小物で取り入れる
- 観葉植物の配置:生気を放つとされる観葉植物を、鬼門・裏鬼門にあたる部屋の入り口付近に置く
- 整理整頓:張り・欠けの角にあたる部分にものを置きっぱなしにせず、気の通り道を確保する
- 水回りの手入れ:構造上動かせないトイレ・キッチンは、換気と清潔を保つことを最優先にする
これらはいずれも、風水的な意味だけでなく、湿気・カビ・動線といった建築的な観点からも理にかなった対策です。中古マンション特有の悩みとして、玄関に置くアイテムで気の入り口を整える方法も有効です。
具体的なアイテムと選び方は風水で玄関に置くと良いもの10選|建築士が理由から解説で場所別に解説していますので、あわせてご覧ください。「間取りは変えられなくても、暮らし方は変えられる」という視点を持つだけで、住まいへの向き合い方はずっと軽やかになります。
新築・注文住宅の設計段階で風水を活かす


一方、これから新築・注文住宅を計画している方は、設計段階で風水・家相の希望を反映できる、既存居住層にはない大きなアドバンテージがあります。
ハウスメーカーの営業担当者に「風水的にどうか」とだけ伝えても、専門的な回答が返ってこないことがよくあります。伝え方のポイントは、次のように具体化することです。
- 「鬼門(北東)・裏鬼門(南西)に水回りを配置しないでほしい」など、方位と部屋の組み合わせで伝える
- 図面の北が真北か磁北かを、設計担当者に確認する(前述のとおり数度のズレが生じます)
- 家の中心の考え方(重心)を共有し、間取り変更の相談時に基準がぶれないようにする
- 譲れない条件(鬼門の水回り回避など)と、優先度の低い条件を分けて伝える
打ち合わせ時間が限られている共働き世帯ほど、この事前整理が効いてきます。方位を活かす行動という意味では、引っ越しや土地選びのタイミングで吉方位を意識することも一つの選択肢です。吉方位の調べ方は吉方位への引っ越しの調べ方|年盤・月盤の見方と凶方位対策を解説で詳しく解説していますので、土地探しの段階から風水を意識したい方は参考にしてください。
セルフチェックの限界と一級建築士の間取り診断という選択肢
ここまで、セルフチェックの手順と、住まいの形態別の活かし方をお伝えしてきました。最後に、正直にお伝えしなければならないことがあります。それは、ここまでの手順やツールにも限界がある、ということです。
当サイトでは「占術の理(ことわり)」「建築の実(じつ)」「暮らしの利(り)」という3つのものさしで住まいを見ています。セルフチェックの手順は、占術の理と建築の実の基礎を自分の手でなぞる作業です。
しかし、構造・法規(建築基準法上の真北基準や日影規制など)・採光・換気といった建築的な判断まで踏み込むには、図面と現地の両方を確認できる建築士による実地確認が欠かせません。方位盤アプリも「簡易的なものであり精度は保証しない」と協会自身が明記しているとおり、あくまで傾向をつかむための道具です。
セルフチェックで気になる箇所が複数見つかった方、流派によって判定が食い違って自分では結論が出せない方、新築・リフォームという後戻りしにくい意思決定を控えている方には、一級建築士による間取りの風水診断という選択肢があります。建築の実務と占術の両方の言葉で説明できる診断だからこそ、「占い師に聞くと建築を知らず、建築士に聞くと風水を知らない」という板挟みを解消できると考えています。
もちろん、風水・家相の判断は流派によって見解が分かれる部分も多く、最終的にはご自身の状況と合わせてご判断いただくことが大切です。リフォームや新築工事など実際の工事を伴う判断は、必ず建築士・施工業者にご相談ください。セルフチェックはあくまで「今すぐできる第一歩」であり、そこから先の判断を専門家と一緒に固めていくのが、もっとも後悔の少ない進め方です。
風水×間取りシミュレーションのよくある質問とまとめ


よくある質問
風水を反映した間取りシミュレーションアプリは本当にあるのか
2026年8月時点で確認した限り、風水・家相の吉凶を自動で判定してくれる専用アプリはほぼ存在しないとされています。多くの間取り作成アプリは「図面を作る」機能が中心で、方位盤を重ねる作業や当サイトの自動計算ツールを組み合わせるのが現実的な方法です。
間取り図だけで風水チェックはできるのか(何が必要か)
間取り図に加えて、方位磁石(またはスマホのコンパスアプリ)があればセルフチェックを始められます。家の中心の出し方、真北と磁北の基準を合わせる作業まで含めると、方位盤を重ねるアプリや自動計算ツールを併用するとよりスムーズに進められます。
鬼門・裏鬼門に欠けや水回りがあると必ず凶相なのか
必ず凶相になるとは言い切れません。鬼門・裏鬼門は気が不安定になりやすい方位とされていますが、吉凶の判断は流派によって重みが異なります。気になる場合は、換気や清潔さを保つといった変えられる範囲の対策から始めることをおすすめします。
賃貸やマンションでも間取りシミュレーションは意味があるか
意味があります。構造や水回りの位置は変えられなくても、色・インテリア・観葉植物の配置・整理整頓など、変えられる要素への工夫は賃貸でも十分可能です。まずは変えられる範囲を把握することが、セルフチェックの目的の一つです。
シミュレーションで気になる箇所が見つかったらどう対処すればよいか
まず変えられる要素と変えられない要素を切り分けてください。変えられる範囲はインテリアや使い方の工夫で対応し、構造や法規に関わる判断、流派間で見解が食い違う判断は、一級建築士など専門家への相談を検討するのが安心です。
まとめ
風水を反映した間取りシミュレーションアプリは現状ほぼ存在しませんが、家の中心の出し方、真北と磁北の基準合わせ、方位盤の重ね合わせという手順を知れば、今日から自分の手でセルフチェックを始められます。



大切なのは、手順を知って自分でできることをやったうえで、判断に迷う部分は専門家と一緒に固めていくことです。まずは間取り図と方位磁石を用意するところから始めてみてください。
- 風水を正確に反映した間取りシミュレーションアプリは現状ほぼ存在しないと知っておく
- 八宅派・玄空飛星派・日本家相では間取りの吉凶の見方が流派ごとに異なると理解しておく
- 鬼門は北東裏鬼門は南西を指し気が不安定になりやすい方位とされていると覚えておく
- 欠けと張りは正中線と四隅線を基準に建物の凹凸形状を確認してから判断する
- セルフチェックには自分の間取り図と方位磁石と無料の間取り作成アプリを用意する
- 家の中心である太極は対角線法や重心法で算出しやり方を最初に統一しておく
- 建築士の図面が使う真北と家相の磁北は東京でおよそ7度前後ずれることがある
- 方位磁石は金属や家電から離し地面から1mほど浮かせた状態で正確に測定する
- 家相方位盤配置アプリは簡易的なものであり精度は保証されない点に注意する
- 無料の間取り作成アプリの多くは風水や家相を自動判定する機能を備えていない
- 自社の風水自動計算ツールを使えば間取りの吉凶傾向を実際に計算して確認できる
- 気になる箇所が見つかったら変えられる要素と変えられない要素をまず切り分ける
- 賃貸や中古マンションでは家具の配置や色使いなど現実的な工夫で対応していく
- 新築や注文住宅では設計段階からハウスメーカーに風水の希望を具体的に伝える
- 自己判断に迷ったときは一級建築士による間取りの風水診断を選択肢に入れてみる
風水を反映した間取りシミュレーションアプリは存在しませんが、家の中心の出し方と真北・磁北の基準合わせを知れば、今日から自分の手でセルフチェックを始められます。迷う部分は専門家と一緒に固めていきましょう。
風水×間取りシミュレーションは、「入力すれば自動で答えが出る」という体験を求めると期待外れに感じるかもしれません。それでも、手順を知って自分の手で確かめること自体に意味があります。流派による見解の違いはあくまで参考情報として受け止め、最終的にはご自身の状況と合わせてご判断ください。
工事を伴う改善や新築の設計判断は、必ず建築士・施工業者にご相談することをおすすめします。ここまで間取りの「自己診断の手順」をお伝えしてきましたが、「良い間取りの完成形」がどんなものかを知りたい方や、方位を活かす具体的な行動、玄関の整え方まで知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。








